Q どうやって漕ぐんですか?

1.
片方の手で櫂の頭をつかみ、もう一方の手を1/3くらいの所に添えて、まっすぐ水面に櫂を叩き込むようにして漕ぎます。ストロークは小さく、スピードは速く、前後の人と調子を揃えて漕ぎます。大切なのは腕力よりも、漕ぎ手全員の調子を合わせる呼吸です。

2.
水がどうしても漕ぎ手にかかり、ターンの時などはボートの中に水が入ってくるので、着ているものは全て濡れます。夕方になると冷えてくるので、着替えを持ってくるか、すぐに家に帰って着替えをするようにしてください。漕ぐときには下に水着を着ると良いと思います。

3.
稀に沈むこともありますので、ボートに乗る際には必ず救命胴衣を着用してください。(日本人会から貸し出します。)練習の際にはユニフォームは着用しないので、濡れても良いものを用意願います。

4.
ボート後半部の人は、片膝を立て、反立ちの体勢で漕ぎます。したがってスリッパ等を利用して、膝当てを用意することをお勧めします。

5.
座って漕ぐとき、どうしてもお尻を擦りますので、お知りの皮の弱い人は、皮が剥けるかもしれません。厚手のパンツをはくようにしましょう。

6.
ボートの先端部には”精霊”が宿っています。足で踏んだりぶら下がったりしないよう心がけましょう。

7.
お祭りなので、音曲を入れて、あるいはボート先端部の人が、女装して踊ったりするボートもあります。自身のある方はトライしてみてはいかがでしょうか。立候補大歓迎です。


参考写真:船の舳先に、仏像?を祀ってあります。