日本人会会報

通巻第7号

発行/1996年 8月

発行人:カンボディア日本人会役員会

★新役員の選出

去る 6月16日(日)第6回日本人会総会がロイヤル・プノンペン・ホテルで開催され、その席上、次の新役員が選出されました。

    名誉会長   内藤昌平閣下     駐カンボディア日本国特命全権大使
    会長   安達俊雄     住友商事株式会社
    副会長   塚本 智     日本キリスト教 海外医療協力会
    役員   新井博之     国際協力事業団
    役員   阿部将任     在カンボディア日本国大使館
    役員   神崎鉱迩     前田建設工業株式会社
    役員(監査)   熊谷 仁     五洋建設株式会社
    役員(会計)   諏訪恵子     24時間テレビ

この布陣で一年間、有意義な日本人会運営に努力致しますので皆様のご協力をお願い致します。

★会員異動

  ・新会員 : 1996年 7月、配布の会員名簿ご参照。
  ・退会 : 小林義明様 (おかだ)

★年中行事予定

1996年  7月  日本よりの巡回医師団による在留邦人健康相談
11月  カンボディア水祭、ボートレース参加
12月  第2回 日本人会忘年会
1997年  2月  第3回 日本カンボディア友好大運動会
3月  第3回 大使杯争奪ソフトボール大会
4月  第3回 日本人会会長杯争奪日本カンボディア友好バレーボール大会
6月  第7回 日本人会総会

★通年開催

日本語教室
生け花教室
会報発行
  ※   奨学生制度運営(BASSAC の会)
(尚、奨学生制度の運営に関するご案内を本誌に掲載しておりますのでご参照下さい。)

緊急事態に対する準備

1.平常時

(1)     旅券、各種証明書、運転免許証の保管には、常に配意して直ちに持ち出せるようにしておきましょう。また、在留届はいざというときに本邦との連絡の為に役立ちます。在留邦人の方で未届けの方は大使館まで在留届を提出頂くおうにお願い致します。
(2)     食料、飲料水を、少なくても家族全員の1週間分位は備蓄しておきましょう。緊急時には例え買い物ができたとしても釣り銭は貰えないことがあります。小額の通貨もある程度用意しておいて下さい。
(3)     車は避難の為には不可欠な手段です。日常から点検整備を行っておいてください。またガソリンは常にタンクの半分以上入っているように心がけておきましょう。
(4)     避難しなければならない場合に備えて、次のようなものを手軽に持ち出せるザック等に入れられるようにまとめて準備しておくと便利です。準備する品物の種類・数量は、家族の人数や車が使えるどうか、といった状況に応じて変わってきます。
      ・ 衣類(丈夫なもので、上着は長袖、ズボンは長ズボン、下着の着替えも忘れずに。)
      ・ 履物(履き慣れたズック靴等の丈夫なもの。ハイヒール、サンダルは不可。)
      ・ 食料品、飲料水(火を通さなくても食べられるもが良い。)
      ・ その他(緊急医薬品、懐中電灯、携帯ラジオ、ライター、ナイフ、ウェットティッシュ等)

2.緊急時

(1)     緊急事態が発生した場合、或いはその発生の恐れが高いとき、大使館は邦人の安全を守るために必要な情報を集め、対策を検討して、日本人会と連絡を保ちながら連絡網を使って皆さんに随時情報を通報します。
緊急時には次のような事柄に注意して下さい。
      ・ 平常心を保ち、デマに惑わされないようにする。
      ・ 連絡網は電話が中心です。むやみに長電話をしていると連絡が届かなくなります。
      ・ デマを信じる原因にもなりますから、相互間の連絡は必要最小限度にして下さい。
      ・ TV、ラジオ(ラジオジャパン等の国際放送も含む)による情報に注意して下さい。
      ・ 身辺に起こった事案で、身体、財産に危害が及ぶ恐れがある場合は、近くの警察やガードマンに即報すると共に、日本人会、大使館にも連絡して下さい。
(2)     緊急事態が発生した場合、状況によっては自宅にこもっている方が安全な場合もあります。また、時にはカンボディア人の家に避難した方が安全が保たれる場合もあります。軽々しく行動すると逆効果になることがあります。日頃から信頼できるカンボディア人の友人(大家さんなど)を持ち、異常事態が発生しそうな場合にいち早く知らせてくれるよう頼んでおくのも一つの方法です。
(3)     外国へ避難しなければならない状態が突発的に発生することは極めて希ですが、日常の事態の推移には常に配意して、必要に応じて航空券(1年間有効のオープン・チケット)、米ドル等の外貨を準備しておきましょう。

大使館からのお知らせ

大使館では毎月第3金曜日、午後4時から、領事部裏の会議室で「安全会議」を開催しております。「安全会議」ではその時々のカンボディアの国情、治安状況に応じた対策や医療情報を皆様に提供しております。邦人であればどなたでも参加できますので是非お越し下さい。

「安全会議」等、警備関係に関するお尋ねは、大使館・出宮まで。

      日本大使館 023‐427161〜4(内線311) 携帯 015‐911227

「BASSAC の会」 のお知らせ

 カンボディアは1993年の総選挙の実施により国としての形を整え、現在、近代国家としての国づくりに邁進してます。諸外国・諸機関もその為に援助の手を差し延べています。

 但し、その発展を担う若い人々の人材不足は広く指摘されているところです。これは長期に亘った戦乱により国による満足な教育が行われておらず、又、国民の側からすれば、貧困や親の不在により、教育を受ける機会を得られない状況がありましたので、やむを得ないところです。そしてその状況は今も続いています。

 個人のベースでできることは知れていますが、この国にお世話になっている者として、この状況に対して少しでも貢献したいという気持ちから本年4月に同志4名で「BASSAC の会」を結成しました。

 その趣旨と活動概要は次の通りです。

  1. 個人奨学金制度に里親制度的な趣旨を付加する。
  2. 一定の基準に基づき選抜された生徒に対し月額 US$20.− の奨学金を差し上げる。
  3. 選抜基準は(1)その生徒に基本的な学力、素養がある事。(2)但し貧困や両親(又は片親)が不在で一定以上の勉学の機会が得られていない事の2点。
  4. 奨学金の使途は私立の英語学校に通学する事。
  5. 奨学金の供与だけに留どまらず適宜生徒と交流を計る。

 このような趣旨のもとに ユーコントー中高等学校9年生(日本の高等学校1年生に相当)の生徒からアンケート、ペーパーテスト及び面接による審査を経て4名の生徒を選抜し、現在試行を行っております。4名の生徒は皆、喜んで通学し、我々にレッスンの内容等を報告しております。既に相当の成果のあらわれている生徒もおります。生徒、家庭、学校いずれからも喜んでもらっており、我々も多少自信がでてきたところです。

 試行期間は10月で終了しますが、会の趣旨にご賛同頂ける方に入会して頂き、友好の輪を広げ、10月からの本格実施に際して、できるだけ実効の上がるようにしたいと考え日本人会会報に掲載させて頂きました。

 生徒及び家庭との契約期間は1年更改、参加費用は月額US$25.−とし、詳細運営要領は試行期間て学んだ諸点をベースに会の規模に応じて別途定めたいと存じます。

 皆様よりのご質問、ご提言をお待ちしております。又、入会のご連絡は下記に 9月10日迄にお願いします。

 Basic Study Assistance Community (通称 BASSAC の会)

  暫定事務局   C/O 住友商事株式会社プノンペン事務所
安達俊雄 (高木智史)
TEL/FAX No. : 855 23 426780

以上

青春

TTHK 社 富岡澄雄

ANATA・WA・KIREI・DESUNE 「この言葉を覚えておきなさい。」私はいろいろな国から日本へ勉強に来る研修生に勉強に疲れるとよくこんなことを説明していた。研修生達は車の構造機能を良く理解してくれたが上記の言葉も良く覚えた。「富岡さんの講義は面白く素敵だと研修生は言っていましたよ。」と女子社員。「いや君の方がもっと素敵だよ。」と私。側で聞いていた偉い人が「おい!仕事だ。仕事だ。」このような職場を後に私がここカンボディアへ来たのが1992年4月であった。「わぁ、何だこりゃ」と思わず声が出てしまう程、品物が豊富であった。セントラル・マーケットも小さな商店もこれがあの忌まわしい歴史を経験した国なのか、これが私のカンボディアの第一印象であった。

しかし本職の車のエンジニアとして町を走っている車を見る時、「やはりなぁー」と思ったものだった。左を見ても右を見ても日本から入ってきた右ハンドルの車ばかり新車はまず見ることができなかった。それが何千台という単位で新車がきた。第一番手が92年4月であった。それから毎日のように100台単位でコンポンソム港からプノンペンに陸送され、 UNTAC の新車ヤードにまず入った。ヤード入口で UNTAC 職員が1台1台チェックしていた。私もメーカーからということで立合った。4月といえばカンボディアでは一年中で一番暑い時期である。毎日朝から夕方まで外で立ちっぱなしで仕事をした。何という違いだ!今までの日本での仕事とこの仕事、男も60になるとこんなもんだ。夜、モノロムホテルの狭い部屋、天井や壁をはいまわっているヤモリを見ながら「何で落ちねぇーんだろう。」「何を食ってんだろう。」そのうちゴキブリがベッドの上まで私を見にやってくる。ベッドにはダニもいるんであろう、やたら背中が痒い。(92年当時、住居が不足で部屋をとれただけでも有り難かった)そんな時、思うのは日本にいる嫁さんのこと、いやそれよりも前の職場の人達のこと...今日、受け取った Fax には「素敵な富岡さん、お元気ですか」この一言で疲れがすっとんでしまう。俺は何と単純な男なんだろう。

UNTAC も終り本格的に新会社設立の準備に入った。36年間の車の技術屋経験から理想な会社を作りたい。そして出来たのが当 TTKH 社、ポチェントン空港への途中 TOYOTA の看板のあるところ。オープン1年。今では多勢のお客様に来て頂いている。並行して日本人会の仕事も引受けた。1年間、副会長、さらにもう一年、会長として。頂いた会費、寄付金はお支払い下さった方に還元すべし!!このモットーのもとプライオリティーNo.1 は日本人会の仕事、No.2 は本職と割り切って ? ベストを尽くした。@特に会報の第一号。日本カンボディア友好大運動会(第一回)、日本人会忘年会(第一回)と役員、実行委員、会員の皆様のご協力により成功し、さらに軌道に乗せることができたこと、A会員の皆様もお陰で様で180名に達し、2年間で倍増したこと、今川前大使閣下より「カンボディア日本人会の発展に大きく貢献された。」との大変有り難いお言葉を頂戴し、身に余る光栄であった。これも皆様方の多大なるご協力の賜物と心より御礼申し上げます。

想いおこせば1973年より外国生活を始めて23年間、何年も生活した国々、出張で訪問した国々、沢山の国々を経験した。その中で私の外国人生で最後になるであろうカンボディア、もう長くはない私の残りの人生で決して忘れることのできない想い出となることでしょう。9月初旬には帰国し日本で待っている世界一の嫁さんともっともっと有意義な青春を人生終わるまで続けていきたいと考えます。皆様本当に有り難うございました。

― 青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。― サムエル・ウルマン青春の詩より

 カンボジアに来てちょうど1年になりました。副会長の塚本氏にこの原稿を依頼され、何を書こうかと思案しながら、ワープロに向かっています。ほんの1年ですがその間の、ちょっとした感想を述べたいと思います。

 赴任したばかりの頃は、目に映るものすべてが珍しく、毎日夕方5時を過ぎると、カメラを片手に至る所を歩き回ったものであった。元来子ども好き、食べ物好きなようで、撮った写真のそのほとんどが、子どもと食べ物に関連したものばかりであった。素足と半身裸で、家の前の道端で仲間と遊ぶ子ども、屋台でごはんをおいしそうに炊くおばさん、もはや懐かしの面々である。

 市場に行っても物の多さに圧倒され、見るものすべてが興味のそそるものばかりであった。物の値段がチンプンカンプンな私は、普通の値段より高い額で購入させられ、いつもだまされては買い、だまされては買い、次回はだまされないぞと買ったつもりが、してやられていたり。それでも懲りずに足繁く通ったものである。(今でも実は通っている。)

 地方の村では、ほとんど裸の子どもたちが、素足で駆け回っていたり、まだあどけない子どもたちが、一家の重要な役目である牛に草を食べさせるために外に連れ出していたりしている姿を見て、心から感動したものである。人々は「忙しい、忙しい!」といっているが、私から見ると決して忙しそうではなく、のんびりと生活しているようである。ゆったりと時間の流れる風景は、せっかちな私に「おいおい、そんなに急いでどこへ行く。」とでも、語っているかのようである。

 過去の長い内戦、ポル・ポトによる虐殺、日本では悲しいことばかりのイメージが鮮烈である、色に例えるとグレー。だが、今を生きるカンボジアの人々は強い。市場で、村で少しずつカンボジアの人々を知るにつれ、ますます感じることである。と思うと、今は「ミエン、パニハー」でも、カンボジアの将来は明るい、と期待したい。

幼い難民を考える会、築地和子

ROYAL PHNOM PENH CAMBODIA

The Royal Phnom Penh Hotel offers 75 garden view rooms. The completion of Bassac Restaurant brings first class Thai, Chinese and Continental cuisine of international standard to Phnom Penh.

Buffet is offered daily between 11.00 am to 2.00 pm. Sunday Champagne Brunch (combination of breakfast and lunch), with all you can drink champagne, is offered every Sunday from 8.00 am to 2.00 pm at $11.95 per person, half price for children under 12 years old and free for under 2 years. Make Sunday your family day!!.

Sport complex comprises of 2 lighted tennis courts, junior Olympic swimming pool, jacuzzi, sauna and fitness room.

LET'S SEE THE CHANGES, VISIT ROYAL PHNOM PENH HOTEL TODAY!!

Cambodia : Old 26 August Site, Samdech Sothearoch Blvd. Sangkat Tonle Bassac, Phnom Penh
Tel : (855-23) 360026/360899
               360697/360698
Fax : (855-23) 360036


航空貨物は全てOCS

 日本人会の皆様、毎度OCSをご利用頂きありがとうございます。お陰様で、速くて確実なOCSクーリエ(書類急送)サービスは、多くの日本人のお客様にご利用頂いておりますが、残念ながら、「OCSでは書類しか送れない」と誤解されているお客様も少なくない様です。

OCSでは何でも遅れます!」

 勿論、禁輸品、航空機の制限を超える寸法、重量のものは無理ですが、フィルム、テープ類等の小荷物から、各種サンプル、各種器材、帰国別送品(アナカン)まで、何でもOKです。つまり、他社(D社等)や郵便で送れる航空貨物は全てOCSで送れるということです。電話1本ですぐに集荷に伺います。高重量物件の料金はご相談に応じます。相見積り大歓迎です。

兎に角、航空貨物は全てOCSにお任せください。

事務所:ホテルカンボディアーナG階 電話:360-102,426-288,018-810227